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出雲に到達する方位線を持つ社寺

志駄岸八幡宮
しだぎし八幡宮

山口県大島郡周防大島町小松 字 方丈坊

写真撮影 2008年10月







一の鳥居は八幡宮ではなく神社名です。































志駄岸八幡宮の方位線分析

拝礼方位 110度
方位計測 2008年10月


志駄岸八幡宮の社殿に向かって左手方位線
地図撮影 2013年2月 Camera Canon G1X


方位線は島根県出雲に到達します。
少しずつ拡大してみます。



右上の黄緑色のマーカーは荒神谷遺跡のある地点です。




方位線は仏経山の頂上を通っています。
オリオンの頭の辺りになります。



こんどは前面方位線を見てみましょう。


志駄岸八幡宮の前面方位線


志駄岸八幡宮は神社でありながら、方位線上は寺院が多いです。
赤矢印の所、柳井市新庄の欣慶寺を正確に通過しています。





石城山神籠石の南水門(赤矢印)付近を通過しています。
すぐ近くには東門跡があります。
ここも、かっては仏教坊舎が多く建ち並んで栄えていました。
神護寺跡地は名残りの一つですが、そのほかにも多くの寺院があったようです。
方位線はそれらの主に仏教遺跡を通過しています。





山口県豊浦郡豊北町です。
南側(下方向)に少し下った所に土井ヶ浜遺跡があります。

同じ図を拡大してみます(下写真)。



方位線は恩徳寺を指しています。

ここまで見てきた志駄岸八幡宮の方位線は左手(北方向)に出雲の仏経山を指し、
社殿前面に多くの仏教遺跡や寺院(古刹)を指していることにより、
仏教色の濃い神社(八幡宮)であることがわかります。

出雲と豊北町(土井ヶ浜や角島など)を指していることにより、
由来以上に由緒深い神社であり、相当な年歴を経ていると解析しました。



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