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 下松市  降松神社   



 降松神社 若宮  
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 降松神社は今の下松市にあります。読み方は「くだまつ」ですが、年輩の歴史通の方々は降松神社を「くだりまつ神社」と呼んでおられるのが印象的です。本来の読み方かもしれません。降松神社は、鷲頭山の麓から山頂に至るまでの広大な神域を持っています。私の知る限りでは近隣で最大規模の神社です。祭神も天地創造の最高神であるアメノミナカヌシを祀ってあります。

 降松神社の鷲頭山を紐解く時、下松市西豊井にある妙見宮鷲頭寺を避けて通ることはできません。古代には海上交通が主流でしたから、鷲頭山に参詣するためには海浜で船を降り、徒歩で向かいます。船を降りた所に在るのが鷲頭寺です。また、降松神社に参詣する人々は、合わせて花岡八幡宮にも参詣します。花岡八幡宮は文字通り「岡」に関連しています。また、花岡八幡宮ふもとに在る閼伽井坊もすべて「岡」に関連しています。花岡の岡とは周南市大島の「太華山」を意味しています。降松神社も花岡八幡宮も、そこでなくてはなりません。それらに参詣する時の起点となっていたのが鷲頭寺でもあります。さらに、下松市西側にある周南市大島を隔てて遠石(といし)八幡宮があります。遠石八幡宮も古代の海浜に在りますから、大昔の人々には遠石八幡宮から奥に入るか、それとも鷲頭寺から奥に入るか、思案所でもあったと思われます。また、遠石八幡宮が周南市大島を隔てて西側に在る点は、岩国市の白崎八幡宮と同じ構成であり、白崎八幡宮は周防大島の東側に位置しています。それはエジプトのビラミッド文献に出てくる「ドウアト」の構成でもあるのです。



 赤色の数字は二万五千分の一地形図で計測した直線距離です。
 単位はセンチメートル。2センチが500メートルに相当します。

 重要なことは、花岡八幡宮に詣でる場合、船を降りる所を、遠石八幡宮、鷲頭寺、どちらにしても距離が同じになります。

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 「道前・道後」 古記録にある記述の一例 
 ●熊毛郡之内道前美和之庄  塩田村 
 當村近郷道前美和之庄之内、嶋前は大嶋郡之前に當り其故を以て嶋前と云しとかや、大嶋郡之後豫州之内道後と申所有之、嶋前嶋後を今誤て道の字に書ける歟(か・疑問を表す)
 ●伊与にても道後・道前と云。
 ●道後の五右エ門所(由宇を言っている)へ湯わきし由。
 記述は、そのほか幾つもあり。


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 鷲頭寺。
 寺院でありながら鳥居があるのは妙見星を祀っているためです。
 参道は真っ直ぐに海へ向いています。撮影者の背後方向が海の方向になります。
 今は町なかになっていますが、古代の海浜は、このすぐ近くだったろうと想像します。
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 閼伽井坊(あかいぼう)について 
 仏教的見識から説明しますと、閼伽井坊の閼伽(あか)とは垢を意味しており、垢とは心身の穢れ(汚れ)であり、それらを清めてくれる井戸水です。さらに、「あか」は赤子(幼児)をも意味しています。心のわだかまりを落とし清めてくれる寺院であるということで、おのずと「閼伽井坊」と呼ばれる寺院が複数存在していても当然なことです。

 こんどは歴史的観点から見ますと、閼伽井坊の閼伽とは色を意味しており、赤であり紅です。紅は朝焼け夕焼けに通じており、山の稜線に大きな太陽を乗せた姿です。その山(岡)は鳥の頭の形をしています。花岡八幡宮の参道石段から太華山を見ますと、太華山が鳥の頭であり、その頭に太陽が乗っかるのは一月の頃の夕日です。夕日は赤ですから赤い太陽(帽子)であり、花岡八幡宮ふもとに在る「閼伽井坊」と呼ばれている寺院こそ「閼伽井坊」という名の発祥地点であることになります。
 付け加えますと、頭に太陽を乗せた鳥の姿はエジプトの太陽神ラーです。ここでもピラミッド文献(壁画)やエジプトの神に共通してくるものがあります。



 花岡八幡宮参道から見た太華山の夕日。
 撮影日が少しズレてしまいましたが、鳥の頭に太陽が乗るのはわかると思います。
 この撮影地点の直下に閼伽井坊と呼ばれてきた寺があります。

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 東側の周防大島、飯の山(いいのやま)に乗る1月1日の朝日。
 東側も鳥の頭に太陽が乗っています。
 撮影地点は大畠の石神という所。鳴門大明神があります。
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 道案内  

 降松神社    徳山東インタールート   



 徳山東インター料金所を出た所です。

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 たしか常時左折可能だと思います。左折する時、確認してみてください。合流注意。

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 国道2号線と合流します。
 1・3キロ先で右方向に入りますので、国道に出たら速やかに中央車線に移動してください。

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 以下、4・5・6図連続です。









 見ての通りです。 
 なお、撮影は助手です。^^。 

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 通り過ぎないよう距離計に注意。 

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 今、前方に車が止まっている所。信号機の交差点を左折です。

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 案内板の信号機の交差点を右折します。 
 下の写真も同じ地点(道路対岸)です。右折車線があります。





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 10図を右折したところです。こんな感じの道。 

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 すぐに鳥居があります。降松神社の鳥居です。

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 12図の鳥居の地点です。 ここで距離計のゼロ戻しをお願いします。

 私の車の前の所に神社の解説板があります。

 ここからは要所に下の写真のような案内板があります。

             

  では、車で入ります。 


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 三百メートル程度進むと、案内板が見えてきます。そこを左折です。

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 14図を左折した所。  こんな感じの道です。

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 15図のカーブを回った所。  すぐに電柱に白い案内板が見えます。

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 16図で見えた案内板の所を左折です。 

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 もし、左に上がっても公園で行き止まりです・・・大丈夫です。^^。  

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 ♪♪♪ お〜かぁ〜お〜を、こえてぇ〜ゆこよ♪♪♪。^^。 

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 妙見宮鷲頭寺 写真集  (内部リンク)   

 降松神社 その2 「降松神社 写真集」  (内部リンク)。 

 降松神社 その3 「鷲頭山登山記」 (内部リンク)。


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