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このホームページでは国土地理院発行の地図利用申請および確認を通しています。
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松堂八幡宮 柳井市柳井
北緯 33度57分36.8秒
東経 132度08分37.3秒
精度 +− 4m
拝礼方位 3度
参詣・撮影 2011年10月
十文字が直角でないのはカメラレンズによる歪みです。
松堂八幡宮、拝礼方位線の分析
青矢印の山頂に小国茶臼山古墳があります。神武遠征ではウカシ兄弟の墓であると分析しました。
山頂古墳と方位線との距離はわずか数十メートルしか離れていませんから、古墳を指していると見ていいと思います。
祖生の高照寺山の頂上より少し西側の辺りです。
大竹市飛地付近です。
この津田という所は羅漢山の東側、広島県廿日市市付近です。
鉛筆線(方位線)の密集地になっているようです。
前の津田の少し北側辺りになります。ここにも指針となる神社があります。
三段峡です。
この臥龍山の名は、後で出てくる左方位線の余田臥龍梅と連携しています。
島根県の大佐山(1069)の北側あたりになります。ここにも指針となる神社が並んでいます。
拝礼方位線は、やがて島根県江津市に至ります。
指針となる神社とピタリと合っているので、この線引きでいいと思います。
松堂八幡宮、前面方位線の分析。
室津半島の皇座山頂上を指しています。
この山は太古の火山活動によって形成された山であり、今でも火口跡が残っています。
ここは前方後円墳の後円部に相当する場所であり、太古には自然葬が営まれていた所です。
それはやがて山頂の各所、いたる所に神域名として残るのですが、残念にも近代に廃れてしまいます。
そうした由緒深い山です。
前面方位線の続きは二十万分の一地図で掲載予定です。
松堂八幡宮、社殿に向かって右手方位線の分析。
青矢印の所に海原大明神があります。
古事記・上巻の最終文に「稲氷命は母の国として海原に入りますなり。」とあります。
母とはアマテラスのことであり、すなわち初代伊勢を意味し琴石山のことです。
続きは二十万分の一地図で掲載予定です。
松堂八幡宮、社殿に向かって左手方位線の分析。
この松堂八幡宮の左方位線には万葉歌の詠歌地点が次々と出て来ます。
最初には大和三山歌の詠歌地点があり、さながら万葉歌を繋いでいく感じです。
山陽本線が通っている所がかっての「からと水道」の最深部です。
青矢印の所に余田臥龍梅という梅の古木がありまして、今はもう枯れてしまいましたが、
その梅の古木は万葉集に詠まれています、以下。
上写真・二枚とも余田臥龍梅にて2008年3月撮影・画像編集。
830番歌 よろづよに としはきふとも うめのはな たゆることなく さきわたるべし
840番歌 はるやなぎ かづらにおりし うめのはな たれかうかべし さかづきのへに
現状では歌中の「春柳」の意味が不明となっています。それは柳井市の地名の起源(由来)を知れば明瞭になります。
よって、この万葉歌は柳井市余田臥龍梅で詠まれたものであり、余田臥龍梅の古さをも証明しているものです。
余田臥龍梅は、からと水道跡の阿児山(赤子山)のふもとにある梅園です。明治時代の伐採が悔やまれます。
青丸印の所が特に有名な歌の詠歌地点です。
画面右側丸の所は余田と申しまして、詠まれた歌はこちらです。
画面左側丸の所は御蔵戸(みくろうど)と申しまして、通称宿井、詠まれた歌はこちらです。
あまり有名でない歌の詠歌地点はまだまだたくさん有ります。青矢印の所が小山(万葉では香山)です。
前の臥龍梅の詠歌地点が画面右縁の辺りですからほとんど密集しています。
連台寺とある所は蓮台寺と書きますが、四天王寺の前身があった所と推定しています。
木地の所にある行者山がこのホームページで通称している波野スフィンクスです。その木地の所でも詠まれています。
ここもまた万葉歌に関連しています。
言うまでもなく「古に恋ふる鳥かも・・・」と歌われたあの有名な歌です。
特に注目したいのは、万葉の時代にはすでに古(いにしえ)だったということです。
こちらは道案内のページです。
青丸印の所にかって古墳があったのですが、それが神武遠征に出てくる「煮え餅の子」の陵墓です。
方位線がクロスしているあたりを見ても重要地点であることがわかります。
いっきに下関まで飛びましたが、方位線は下関の綾羅木郷遺跡をピタリと指し示しています。
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