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松堂八幡宮 柳井市柳井
北緯 33度57分36.8秒
東経 132度08分37.3秒
精度 +− 4m
拝礼方位 3度 方位分析ページ
参詣・撮影 2011年10月
防長風土注進案より
大嶋郡遠崎村
當村往古より只今の名目にて古人の申し伝え等無き御座候事。
(カズマ注 ・ 遠崎は柳井の隣りですが、昔は大嶋宰判に入っていました。)
由来(防長風土注進案より現代文に改めて引用。解読・カズマロ)
当社の儀は往古天暦年中豊前の国宇佐宮より勧請し、松堂と申す山に安置たてまつり、
郡中御祈祷所、当村の氏神と崇敬たてまつる。天文年中焼失に及ぶ。御神宝一同炎焼す。
御神霊御神鏡高木の鉾鼻に懸かり、篠原と申す山に煙雲と共に御影向坐す。
同十一年壬寅の八月再建願いし候ところ、すなわち米拾弐石銀五百目大木三拾本を、お上より
被り立てつかり建立したと旧記に御座候。
上画面の右側に見えている小道を上がって行けば神社境内まで車で上がれますが、
境内が狭いので、車はこの辺の邪魔にならない所にとめておけばいいと思います。
石段参道や境内から大畠瀬戸がよく見渡せます。
防波堤の所が国道188号線で、左右方向に走っています。
この神社名の文字は松堂や松戸など何通りかありまして、
防長風土注進案では松堂の表記になっていますが、防長寺社由来では松戸になっています。
本殿に向かって右側に篠原社があります。
上写真、本殿の向こう側に石垣が見えていますが、そこに由来に出てくる篠原社があります。
本殿の神殿より高い位置に祀ってある篠原社の祭神は天地創造の最高神「アメノミナカヌシノカミ」です。
こんどは本殿に向かって左側を見てみましょう。
上画面では右側に見えているのが本殿です。赤い屋根が蛭子神社。こちら側が荒神社です。
前面方向に見える高い山は室津半島の皇座山です。
● 方位線分析ページ
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