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 白崎八幡宮  山口県岩国市今津

 参詣・撮影・2007年4月   再編集・2012年2月      












 白崎八幡宮 拝礼方位 355度   

 拝礼方向 ⇒ 大竹市(写真) ⇒ 廿日市市大虫の神社 ⇒ 奥三段峡 ⇒ 浜田市上府町天神の神社・近くに石見国分寺跡あり   

 社殿前面方向 ⇒ 由宇の沖合い約数百メートル ⇒ 周防大島・山下浜の神社 ⇒ 木屋原の天浄禅寺 ⇒ 文珠山(文珠堂) ⇒ 東平郡島・羽仁 ⇒ 愛媛県佐田岬半島・島津の神社 ⇒ 加周の神社    

 社殿に向かって右手方向 ⇒ 香川県多度津町白方 ⇒ 淡路島の緑町 ⇒ 阪南市 ⇒ 五條市 ⇒ 吉野町 ⇒ 度会町 ⇒ 青峰山(336)   

 社殿に向かって左手方向 ⇒ 藤ヶ谷(鉱山跡) ⇒ この間、多くの神社あり(方位線写真を参照してください) ⇒ 下関市福江(南側約3キロ地点に綾羅木(郷)遺跡   




 拝礼方位線 和木町及び大竹市   オレンジマーカーが神社です。   
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 拝礼方位線 浜田市上府町天神の神社を指しています。この辺りは石見神楽の里でもあります。     
 緑色のマーカーは上側が石見国分寺跡。下側が下府廃寺塔跡です。      
 拝礼方位線の到達地点である石見海浜公園は砂浜の美しい所です。
 どことなく豊北町の土井ヶ浜と似ているイメージを抱くのは私の考えすぎでしょうか?   
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 社殿に向かって右方位線  香川県多度津町白方を指しています。
 白方は神武東征(通称)に登場している地です。ここもまた激戦地だったのでしょう。    
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 社殿に向かって左方位線  岩国市錦川沿いです。
 オレンジマーカーの指標となっている神社の多さに注目してください。    
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 同じく左方位線  美川町藤ヶ谷です。
 こんな人里離れた山深い所にも神社があるということに驚きます。    
 周辺には鉱山跡があるので、鉱山の守り神として君臨していたのでしょう。     
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 同じく左方位線  周南市の菊川湖。川上ダムがある所です。   
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 同じく左方位線  防府市の真尾という所。真ん中の川は佐波川です。   
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 同じく左方位線  吉敷郡小郡町。真ん中の川は椹野川です。      
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 同じく左方位線  厚狭郡楠木町矢矯という所。右側の湖は厚東川ダムのある小野湖です。     
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 同じく左方位線  下関市小月。山陽自動車道の小月インター付近です。       
 なお、赤ラインの下側に鉛筆線が出ていますが、カメラのレンズの関係です。    
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 左方位線の到達地点は下関市福江になりました。     

 この白崎八幡宮は5年前に分析して掲載していたのですが、あの頃は分析に使っていた地図が二十万分の一の山口県全図でした。
 細かい部分の正確性に乏しい点がありまして、今は五万分の一で一枚物の巨大な地図を作って分析しています。
 そうした訳で、地図の解決した今、再度分析のやり直しをしました。

 白崎八幡宮は、同じ岩国市の椎尾八幡宮とセット(合わせ)になっておりまして、
 椎尾八幡宮が土井ヶ浜遺跡を指し示していることから、およそ推測はしていましたが、予測通りでした。
 上の写真は、三脚の左足が踏んでいる所が下関市の綾羅木遺跡です。方位線は福江を指しています。
 福江と綾羅木の距離は約3キロ程度ですから、方位線の距離を思うと綾羅木遺跡を指し示していると考えてもいいと思います。
 しかし、中間の指標となっている神社群の正確さを考慮しますと、やはり綾羅木というよりも福江になります。
 福江の辺りに大規模遺跡が眠っているのかもしれませんね。

 なお、方位線の地図写真を多く載せたのは、指標となっている神社群をお見せしたかったからです。
 この白崎八幡宮は、社殿を移動していると聞いたことがあるのですが、もし本当に移動していたら方位線の指標神社とは合いません。  
 ほとんどの指標神社とピタリと合っていますから古来から現在地に在ったと思います。
 もし移動していても広げた程度でしょう。


 (撮影・2007年4月)     

























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