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鮎原剣神社・方位線分析
鮎原剣神社には本殿と奥社の二通りの方位線があります。
このページでは本殿の方位線を分析してみます。
(奥社の方位線分析ページはこちらです。)
本殿拝礼方位 35度
↓拝礼方向
国土地理院発行・50.000分の1地形図を撮影。
錦川沿いの行波の寺院が線上にあります(緑色マーカー)。
国土地理院発行・50.000分の1地形図を撮影。
黄色マーカーは神社です。ここもピタリ線上です。
国土地理院発行・50.000分の1地形図を撮影。
広島県佐伯区吉山という所です。
方位線に群がるがごとく社寺があります。
国土地理院発行・50.000分の1地形図を撮影。
有田という所です。後有田の神社にピタリ合っています。
国土地理院発行・50.000分の1地形図を撮影。
桑田という所。ここも方位線に群がるようにあります。
国土地理院発行・二十万分の一地勢図を撮影。
奥出雲には製鉄遺跡があります。
↓こんどは社殿前面方向を見ます。
国土地理院発行・50.000分の1地形図を撮影。
岩徳線の「よねがわ」駅を通ります。
画面の真ん中辺りに高水の夫婦岩という巨岩遺跡が山の上にありまして、そこが重要地点です。
後で出て来ますが、大分県国東半島の夫婦石もこの同一線上にあります。
国土地理院発行・50.000分の1地形図を撮影。
光市の島田川河口と虹ヶ浜です。実に微妙な配置で社寺があります。
黄色マーカーは画面真ん中から進行順に三井賀茂神社⇒光市熊野神社⇒浅江神社です。
神武遠征では「煮え餅の子」と出会う場面の辺りになります。
煮え餅の子の陵墓は、上の地図で虹ヶ浜の西端にポツンと飛び出ているのが見えると思いますが、それです。
もとは古墳だったんですが、国道拡幅のため古墳はもうありません。方位線がいくつもクロスしているのが見えると思います。
国土地理院発行・50.000分の1地形図を撮影。
黄色マーカーが先ほど言った国東半島の夫婦石です。
同一線上に在るということで、この方位線は意味のあるものになります。
国土地理院発行・50.000分の1地形図を撮影。
緑色マーカーが豊後高田の磨崖仏です。
国土地理院発行・二十万分の一地勢図を撮影。
大分県国東半島の広域図です。
国土地理院発行・二十万分の一地勢図を撮影。
別府市の辺りです。
国土地理院発行・二十万分の一地勢図を撮影。
阿蘇山の西側を通過します。
国土地理院発行・二十万分の一地勢図を撮影。
熊本県八代市の辺りです。
方位線の近くには塚原古墳群や野津古墳群などの遺跡があります。
国土地理院発行・二十万分の一地勢図を撮影。
鹿児島県出水市の辺りです。
方位線の近くには出水貝塚や上場遺跡などの旧石器時代から縄文時代にかけての遺跡があります。
また薩摩国府跡や薩摩国分寺跡などの遺跡も見られます。
国土地理院発行・二十万分の一地勢図を撮影。
方位線は川内川の河口を通過しています。
↓こんどは社殿に向かって右方向を見てみます。
国土地理院発行・50.000分の1地形図を撮影。
玖珂町内に神変大菩薩堂がありまして、神変大菩薩とは神武遠征のページでも挙げましたように神武天皇の姿です。
それがここに在るということは古代に激戦地だった可能性が多大です。
なぜここが激戦地になるのかと申しますと、玖珂から北側の山手に入って行きますとたくさんの鉱山跡があります。
聖徳太子の由来を持ち、光る石(タングステン)で知られる二鹿鉱山(喜和田鉱山)跡などはその代表的な鉱山跡と言えましょう。
日本書紀で謂う壬申の乱はこの地の戦乱を基にして脚色されているのではないかと私の持論です。
その証拠として物語に伊勢を拝礼したという一節があるのですが、その通り伊勢があります(後述)。
国土地理院発行・50.000分の1地形図を撮影。
方位線は祖生の新宮神社の入り口を通って霧峰神社から神東という所に至ります。
いずれも全て伊勢に関連しています。
初代伊勢を研究していきますと、2つの伊勢が出てくるわけですが、それをどう解釈するかは初代伊勢のページで研究してみようと思います。
国土地理院発行・50.000分の1地形図を撮影。
A・大将軍山の頂上にある霧峰神社。
B・神東にある安楽寺。
C・福島。
国土地理院発行・50.000分の1地形図を撮影。
周防大島浮島の南側にある乙小島は土採りによってほとんど消滅してしまいました。
青矢印の所にこの地図には載っていませんが金比羅宮がありまして、方位線はそこを通過しています。
国土地理院発行・50.000分の1地形図を撮影。
愛媛県伊予市に上陸しています。
国土地理院発行・二十万分の一地勢図を撮影。
愛媛県伊予市からの広域図です。
国土地理院発行・二十万分の一地勢図を撮影。
高知県です。須崎湾を通り、神島がピタリと線上にあります。
↓こんどは社殿に向かって左方向を見てみます。
国土地理院発行・50.000分の1地形図を撮影。
周南市鹿野付近です。
国土地理院発行・50.000分の1地形図を撮影。
福栄村の辺りです。
方位線に群がっている度合いがかなりあります。
国土地理院発行・50.000分の1地形図を撮影。
萩市の北側、黒川付近です。
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