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森ピラミッド
写真撮影・2013年10月
森地区は油良とそう離れていない所にあり、油良と森の間を車で走ると約5分程度の距離です。
その区間で特に注目したいこととして、通称の森ピラミッドがあります。
ピラミッドと言うからには言うまでもなくエジプト・ギザや、メキシコ・テオティワカンのピラミッドと同種です。
それらのピラミッドとウリ2つなのが森ピラミッドです。
森ピラミッドを見るには場所が大事です。油良から行きますと、下田を過ぎ、真宮島の前(道の駅の所)を
通り過ぎると、大きな道路標識が見えてきます。「片添ヶ浜海浜公園」方面の標識がある所です。
その標識の辺りで左前方の山(島)を見てください。山の頂上こそ侵食で丸くなってはいますが、
エジプトのギザにある3つのピラミッドとそっくりなシルエットです。
3つの内で、いちばん高い山は標高117メートルあり、神山(こうのやま)と呼んでいます。
太古の火山活動によって形成された山であり、現在は活動していない死火山です。
神山の中腹には神山神社があります。 ちなみに、エジプトの大ピラミッドの高さは約146.7メートルです。
2番目の高さの山は一説に神山の頂上が噴火活動によって吹き飛ばされ、神山の横に転がり落ちてできた
山とも言われていますが、定かではありません。山の名称を地元の人に尋ねてみましたが、
明確な名称として呼ばれてはいないらしく、はっきりした答えは返って来ませんでした。
3番目の山は海上の無人島です。島の名を「前小島」といって、周囲約2百メートルくらいの小さな島です。
これらの3つの山が整列して、あたかもギザのピラミッドそっくりなシルエットを見せてくれます。
私の長年の研究した結論から先に申しますと、エジプトのギザのピラミッドは、
この神山が原点にありそうです。
とりあえず、説明をわかりやすくするために3つの山に番号を付けます。
いちばん大きい山(神山)を第1、中間の山を第2、小さい山(島)を第3、と仮称して説明します。
森ピラミッドがギザとそっくりなのはシルエットだけにとどまらず、上から見た配置も共通しています。
第1と第2を結んだ線は第3には当たらず、第3は東側に約30度のズレがあります。
そのことは、ギザピラミッドやテオティワカンのピラミッドとも共通しています。
では、ここでギザ、テオティワカン、森、それぞれのピラミッドを比較してみます。
まず、ギザとテオティワカンを比較してみますと、ピラミッドの配置は同じです。
第3ピラミッドのズレ角も同じです。異なるのは、南北にひっくり返してあることです。
つまり、ギザの3つのピラミッドを南北にグルリと180度回転させたものがテオティワカンのピラミッドです。
そのことは同一の設計図を基に建設されているということにもなりましょう。
勿論、縮尺は調整しているでしょう。
こんどは森ピラミッドと比較してみます。森とギザは、すべてが逆の設定になっています。
方向性をフリーにして両方のピラミッド配列を重ね合わせてみますと、第3の位置は逆方向になります。
ギザとテオティワカンは同じ物ですから、森だけが逆になっていることになります。
森とギザとで共通している点は、第3のズレ方向です。森もギザも東側にズレています。
ところが、テオティワカンの第3は西の方向にズレています。それを世界地図で見ますと、
ギザは東にズレ、テオティワカンは西にズレているので、あたかも引かれ合っているような感じになります。
そして、その引かれ合っている中間(真ん中)に日本があり、森ピラミッドがあります。
3つのピラミッドの配列は、オリオン星座のベルトスターを基にしていることは通説です。
オリオン星座は冬の夜空によく目立ちます。今の時季(10月)は深夜0時頃に東から昇って来ます。
昇って来る時間は、だんだんと早くなって、11月30日頃には夜8時頃には昇って来ます。
そうして一晩中、冬の夜空で輝いています。 オリオン星座を歴史に出す時、
特に大事なこととして、オリオンが西に沈んで行く時を見なくてはなりません。
オリオンが西に沈んで行く時期は、古代出雲大社の高層神殿と密接な繋がりがあり、
初代(周防)出雲大社の地点で観察しますと、1月後半、からと水道の余田(よた)、
これは万葉歌が詠まれた地点ですが、そこから見ますと、
1月28日午前(深夜)2時20分、オリオンは高層神殿に胡坐(あぐら)をかき、言問い(ことどい)をします。
島根県出雲ですと、宍道湖から見ると、その言問いのあらましを観ることができるのではないかと思います。
言問いの様子は古事記に記載してありまして、通称「葦原の中つ国の平定」の段、
「事代主の神の服従」の冒頭に記載してあります。そこを抜粋してみます。
「 ここをもちてこの二はしらの神、出雲の伊那佐の小濱に降り到りて、十柄剣(とつかつるぎ)を
抜きて、逆(さかしま)に浪の穂に刺し立て、その剣の前(さき)に趺(あぐ)み坐して、
その大国主の神に問ひて言(の)りたまひしく 」
要訳しますと、剣を抜いて波の穂に逆さに突き立て、その剣の切っ先に
胡坐(あぐら)をかき、大国主の神に言問いをした、という内容です。
つまり、建御雷神(たけみかづちのかみ)と天鳥船神(あめのとりふねのかみ)こそが
日本のオリオンだということになります。
その二柱の神の内、天鳥船神は初代(周防)出雲大社の建っていた地点に船が埋納して
あるようですから、それを言っているのでしょう。船が埋納してあることは万葉歌にも記載して
ありますので、ほぼ間違いはないと推定しています。これもエジプトの太陽の船と同じです。
結局、オリオン星座は3つの星ベルトスターが大きな特徴ですから、それを表わして、
地上にオリオンを再現したのではないかと思います。
ただ、エジプトやメキシコが人工的な建造物であるのに対して、森ピラミッドは自然の物です。
太古の時代に噴火した火山ですから、これはもう森ピラミッドこそが原点であると言えましょう。
原点であることを証明するものとして、さらに森の五角池を見てみましょう。
メキシコのテオティワカンとそっくりです。 こちらのページへどうぞ。
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