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出雲に到達する方位線を持つ社寺

神山神社
こうのやま神社

山口県周防大島町森

撮影 2013年7月 Camera Canon G1X

方位線は宍道町に到達しています。




平野地区から見た神山(こうのやま)




目指す神山神社は黄色矢印の辺りにあります。




















白木山の中腹には白木神社があります。














神山神社・位置(境内にて計測)

N 33度54分47.6秒
E 132度21分22.0秒
位置精度 +− 4m

拝礼方位 拝殿・神殿・共に 17度




一見、神山を拝礼しているように見えますが、実際には
神山の脇から向こう側を拝礼している感じです。





地元の人に聞いた話では、神山は頂上まで登れる道があって、
頂上には石祠があるそうなので、登山口まで行ってみました。
約十年前の当時は草木が茂って登れるような状態ではなかったので、
石祠はまだ未確認です。








森村の古記録では「寶王大明神」という社名しか見あたらないわけですが、
享保期(1716〜1736)に編集が開始された防長寺社由来によりますと、
「往古予州弓削より勧請し、森村の甲山(こうのやま)の峰へ御鎮座ありし、」
という一節がありますことから、昔から神山(こうのやま)に在ったことが証明され、
さらには古記録にある寶王大明神こそ今の神山神社であることが証明されます。
そして記録はこう続きます。「いずれの頃の建立に相成り候かな、旧記等も無く御座故、相知れ申さず候。」
すなわち、古記録が記された時にはすでに多くのことがわからなくなっていたということです。
「往古予州弓削より勧請」とある部分は、勧請ですから創建とは別に考える必要があります。
それほど歴史の古い神社であるということです。





天保期(1830〜1844)に編集された防長風土注進案には
寶王大明神の名で九座の祭神が記してあります。

天照皇大神宮 岩吾彦命 大鹿嶋命 天児屋根命

天種子命 奥津彦命 大己貴命 奥津姫命 蛭子命


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神山神社の方位線分析

神殿・拝殿・共に拝礼方位 17度




島根県宍道湖周辺の広域図です。
拡大したのが下の図。








神山は森ピラミッドを形成している山です。

森ピラミッドに関しては、こちらをどうぞ(内部リンク)。



では次に左方位線を見ます。





土井ヶ浜遺跡の神田岬に在る神社に到達しました。






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