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 神上神社 (周南市大字下上) 山陽自動車道・徳山西インタールート 
  (こうのうえ神社)       

 山陽自動車道、上り下りどちらも「徳山西インター」で下りた方が市街地を通らないのでスムーズに走れます。
 旧徳山市内に用事のある方は「徳山東インター」で下りてください。




 車の通行量が多いのでゼロ戻しは危険だと思ったら、無理にしなくても大丈夫です。前方注意。

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 図-2、図-3 は同じ地点です。



 信号名「大神」交差点を左折します。
 次まで700メートルしかありません。行き過ぎないように距離計に気をつけて進んでください。

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 歩道の押しボタン信号があります。
 時間規制は朝の7時から8時30分までだったと思います。確認して進入してください。
 進入直前の写真を下に入れておきます。細い道で急な下りになっています。



 進入直前の写真です。白いガードレールの橋は狭いです。4トンの重量規制。
 私の車だと、ガードレールを押し広げて進むような気がします。ギリギリです。大きい車はご注意ください。

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 狭い橋を渡ると、急な登りになります。そのまま進んで行くと、真正面に神上神社があります。

 この辺りの石垣の美しさは格別な感じがあります。参詣した時にはぜひ歩いてみてください。
 なにか外国の遺跡にたたずんでいるような気さえしてきます。
 神上神社の創建と時を同じくした「遺跡」と呼べる石垣群なのかもしれません。

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 駐車場に上がる前に車の底を擦らないか確認してください。
 ここは三叉路になっているんですが、直進しても右へ行っても行けます。
 この辺に停車して、自分の車はどの道がいいか確認してみるといいです。


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 神上神社の写真と解説。  



 写真が見えにくくて申し訳ないです。見えない部分は参詣して御覧ください(笑)。

 一番重要なのは「神紋」の十文字章です。これは降松神社の紋章とも共通しています。その事は、人物(祭神)を考えるうえで極めて重要な要素を持っています。

 十文字の意味は、前後左右に拝礼する神社の方位線を図案化したものです。
 通常、この十文字章は地を意味しており、太陽の紋章が天を意味します。そして、ベースが円形の物、つまり、円形の十文字章は天地を意味します。円形の十文字章を持つ神社は、たぶん日本には無いと思います。もしあって、それが古来より続いて来た紋章なら、相当に由緒深い神社だと思われていいと思います。ただ一つほど素焼きの粘土板として円形十文字章が残存していたのですが、今はもうありません。聞くところによると、キリシタンの踏み絵板だと勘違いして、処分してしまったそうです。対する太陽の紋章は現存しています。今の菊花紋に極めて似ていますが、細部が異なり、見た感じとしては全然別物という感じです。その紋章も粘土作りです。登録を済ませたら公開する予定です。(登録にかかる費用が貯まるまでお待ちください。^^)  

 この菱形十文字章も、円形十文字章に負けずとも劣らない由緒の深さがあります。

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 正面参道には三本の鳥居があります。(境内の東南東にも一本あり)
 これは一本目の鳥居。

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 二本目の鳥居です。
 これほど広い参道や境内を奇麗に維持するのは地域の人々のたいへんな努力と信仰心があります。

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 三本目の鳥居です。
 ここから楼門に昇って行きます。

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 りっぱな楼門です。これが大事です。

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 本殿に向かって右側配祀で稲荷があります。
 簡単に申しますと、奥様に相当します。^^。

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 「イワレの石、一にいわく、神武石」と、石柱にあります。何かに似ていませんか?。

 石の高さ約95センチ・横の長さ約2メートル(実測)。

 角が割れて紛失しているのは、昔はこうした謂れのある石の角を採って分霊にした、という事を聞いたことがあります。神さまにとっては喜ばれる風習ではありませんが・・・実際に行われていたようです。

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 こういう形で祀ってあります。画面左側にイワレの石。

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 境内には伝堂山古墳出土という家形石棺が置いてあります。
 特に解説も無く、不明な部分が多いです。
 かって手水鉢として使われていたらしく、水抜き溝が彫り込んであります。

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 タイコー機械のポンプです。^^。








 計測した私個人の見解としては、オトナの石棺とするには全体的にサイズが小さいわけです。
 遺体をモガリして納めたとしても小さいですし、火葬はまだ行われていなかったはずです。
 そうすると、これは石棺ではなく、別の使われ方をしていると考えられます。
 そもそも、石棺を手水鉢にしたって手を洗う気はしませんから。
 屋根石が大きく重いですから、簡単には開けられません。割ることもちょっと不可能です。
 そうして考えると、宝物を納めてあった石箱、という解釈が出来てきます。
 金銀のインゴットだった可能性があります(下記)。

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 神上神社 方位   

 拝礼方向⇒島根県石見銀山 

 社殿前面方向⇒九州阿蘇山 

 社殿に向かって右方向⇒光市三井⇒家房・須賀社⇒高知県須崎市・神島

 社殿に向かって左方向⇒柿ノ木峠⇒秋吉台⇒大津郡日置町




 境内から見る周南市の町並み。
 オランダ風車で知られている永源山公園には戦没者慰霊の神社がありますが、私が見た限りでは、その前(昔)の神社か何かが在ったはずだと思います。
 丘のふもとに在る山崎八幡宮は有名です。



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