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残存する初代伊勢の宮
大神宮
柳井市大畠町大久保
N 33度58分12.8
E 132度09分41.3
位置精度 +- 5m
大神宮は、琴石山の東側中腹の谷間にひっそりと隠れるように残存しています。
画面中央の森のなかに神殿はあります。
古村記、享保増補・村記、玖珂郡志、すべての古記録に記載してあります。
ただ、昔は寺院に姿を変えて残存して来たようです。そうすることが安全だったのでしょう。
岩国藩最古の記録である古村記の記述には、古い位牌があって盗人にとられた、と記載してあります。
今でこそ位牌と言うと、亡くなった人の法名を記した物ですが、その位牌こそ、
この神社の位を記した重要な札だったのでしょう。
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旧社殿
2007年1月 撮影
境内の前後(東西)に鳥居があります。これは西側です。向こう側が東になります。
これは東側です。向こう側が西になります。
この道を向こうに登って行くと琴石山の頂上方面です。
社殿は西向きになっており、参拝する我々は東へ向いて拝礼します。
旧社殿は、すごい迫力で迫って来ていたのですが、2008年に建替えられ、この姿は今はもう見られません。
古事記の物語にあるように、千木も鰹木もありません。
五色の御幣が重要な特徴です。
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新社殿
2009年8月 撮影
神殿内の造りは旧社殿を引き継いでいます。旧社殿と同じです。
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