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戸田神社
へた神社

山口県周防大島町戸田

北緯 33度53分01.0秒
東経 132度11分57.1秒
位置精度 +− 4m

写真撮影 2012年9月

古記録の戸田村には新宮大明神と記してあり、それが戸田神社です。




戸田の地名由来を防長風土注進案では
「往古より只今の村名にて御座候。由来の申し伝え等も無し」と記しています。

戸田を「へた」と呼んでいるあたりを考えるに、周防大島を古代は「蜜柑郷」と呼んでいました。
そうすると「へた」呼称は蜜柑の蔕(へた・実に付いているがく)を意味していることになります。
さらには戸田地域の少し西側の沖にある彦島との関連性も出てきます(後述)。

上の写真は大島環状線、県道4号です。横長の半島は押前鼻。
画面には見えませんが、押前鼻の向こうに法師崎が伸びています。





視線を少しずつ右方向(南〜西)に移してみます。
荷内島は「にないじま」と呼んでいます。







皇座山と鳩ヶ峰の中間の低くなっている所を前方後円墳でいうと、くびれ部分に相当します。

鳩ヶ峰の左下側の海域に小さく見えている島が彦島です。
下の写真は彦島を戸田の隣りの横見(森添)地区から見たものです。
エジプトの三大ピラミッドとそっくりな形をしています。
そうすると、戸田は「飛だ」の意味も兼ねていることになります。







では戸田神社に参詣してみましょう。
県道4号を走って戸田地域に入ったらこの案内板を見つけます。




こんな感じで立っています。
ゆっくり走らないと見落とす可能性が高いです。




そこの所を左折すると、すぐに戸田神社の鳥居が見えます。
ここを入ってすぐの所に旧道路の交差点がありますからご注意ください。





海浜から数百メートル程度の距離を置いて戸田神社があります。
この戸田神社が創建された時代には神社のすぐ前、ここら辺りは海浜だっただろうと推察されます。

鳥居の所を斜め左方向に少し上がると源空寺があります。
源空寺の由来には黒衣の阿弥陀如来がありまして、それもまたピラミッド(熱気球)に関連してきます。
源空寺の写真は昔のフィルムしかないので、いずれまたお願いして撮影させていただこうと思っています。






古い鳥居の年号を引き継いだ新しい鳥居が建っています。





神社の規模としてはあまり大きくはないのですが、初代伊勢の系譜をひく神社です。
防長風土注進案では新宮大明神の名で記載してあります。
祭神はアマテラス・アメノコヤネノミコト・スクナヒコナノミコトの三神です。


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参道中段の左には生目社が祀ってあります。


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参道の中段から本殿を見たものです。




戸田神社神殿



戸田神社神殿





方位線図はこちらです。 



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