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 光市 三井賀茂神社      
  ひかりし     みい              

 山陽自動車道  熊毛インター起点の道案内   



 撮影者の後ろが熊毛インター料金所です。
 距離計ゼロにしてください(交差点起点)。次まで百メートルしかありません。通り過ぎないように。
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 矢印の交差点を右折です。 次まで8キロ、だいぶ距離があります。
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 2図から3図の間 途中経過交差点 全部直進です。

    2・0  八幡所 

    4・2  立野橋西詰

     6・1  島田駅(入り口)

 (走行中、左側に見える大きな川が「島田川」です。)


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 突き当たりを左折。 散髪屋さんがあります。 時々、右側から車が来るので気をつけてください。
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 5図を左折したら、こんな道になります。 
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 私は車を矢印A地点にとめていますが、矢印Bの所でも良さそうです。
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 三井賀茂神社 写真集   撮影 2008年 1月










万葉集 巻第二 111 ・ 112番歌

吉野宮に幸せる時に、弓削皇子、額田王に贈り与ふる歌一首


111 古に 恋ふる鳥かも ゆづる葉の 三井の上より 鳴き渡り行く

いにしへに こふるとりかも ゆづるはの みいのうへより なきわたりゆく



額田王こたへ奉る歌一首  倭京より侵入

112 古に 恋ふらむ鳥は ほととぎす けだしや鳴きし 吾が思へるごと

いにしへに こふらむとりは ほととぎす けだしやなきし わがおもへるごと




歌の三井は原典にある文字です。

三井とは、今の光市三井 (ひかりし みい) を言っていると思われます。

御井(みい)と読むかとも思ったのですが、原典文字は三井になっています。

光市にはその三井と、もう 1つ「光井」がありまして、そちらは「みつい」と呼んでいます。

三井 = みい

光井 = みつい


歌の大意は以下のようになっています。

111番歌 いにしえに慕う鳥だろうか ゆづる葉の 三井の上より鳴き渡り行く

112番歌 いにしえを慕う鳥はホトトギスです さぞかし鳴いたことでしょう 私の祈る思いをお察しください


この歌が詠まれたのはだいぶ後の時代だと思います。

それを暗示している言葉として、「 いにしえ 」と詠んでいます。


歌の作者にとって、遠い「いにしえ」の時代に起こった出来事を追悼して歌を詠んでいるのです。

この歌も神武東征に繋がっておりまして、光市三井は「 贄持の子 」の段の辺りに相当します。



歌が詠まれたのは侵略の争乱が終息して何世代後かはわかりませんが、

先祖の故郷に帰ってみたら三井の空をホトトギスが鳴きながら飛んで行く、

栄えていた古(いにしえ)を慕っているのだろうかなあ、と、そんな心持ちでしょう。


ホトトギスという鳥は自分で子を育てません。他の鳥の巣に卵を産みつけ、他の鳥が育てるそうです。

卵から孵化した子鳥が巣立つ時には自分の育った巣をぶっ壊して巣立つのだそうです。そうした習性を

初代ヤマトの人々に掛け合わせて歌を詠んだのでしょう。少し余所余所しいところは、やはりいにしえです。




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