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出雲に到達する方位線を持つ神社 その1

神花社 
山口県熊毛郡平生町田名

神花社のことは今まで何度も掲載しました。
今回は出雲の荒神谷遺跡を指していることに注目してみたいと思います。
撮影・2012年12月〜2013年1月



田名(たな)埠頭への入り口にて。
画面には入っていませんが右側に人間魚雷回天資料館があります。
映画で使われた実物大の回天がありますから立ち寄ってみられるといいです。





田名埠頭方面に入って数百メートルの辺りです。
黄色矢印の所に目指す神花社の鳥居が見えます。
車の駐車場は年中ガラ空きですので心配無用です。





黄色矢印は大星山(おおぼしやま)です。



ズームアップ





いちおう写真を撮りましたが、こちらの駐車場は入り口がわかり難いと思います。
上から二枚目の写真の駐車場はわかり易いですからそちらをお勧めします。





神花社の鳥居です。
参道石段はこの少し上で右方向に曲がり、境内になります。





神花社です。祭神は言うまでもなく木花の佐久夜姫(コノハナノサクヤヒメ)です。
境内はふもとから想像する以上に広く、いつ参詣しても奉仕の良く行き届いた境内です。
黄色矢印の石祠堂は稲荷社だと聞きました。そこの段々が見える所から向こう側に出て、
左方向に登って行きますと、神花山古墳があります。こちら側から登る人は少ないので
多少草木が茂っているかもしれませんが、道はあります。





神花社の神殿です。
由来によりますと、この丘(島)の土を採って田畑に撒くといいそうです。

北緯 33度54分39.2秒
東経 132度03分28.8秒
精度 +− 6m

拝礼方位 294度




ふもとの鳥居の所から見た麻里府の城山(じょーやま)です。



神花社の方位線分析結果
拝礼方位 294度



神花社の拝礼方位線は山口県豊浦郡豊北町を指しています。
すぐ近くに土井ヶ浜遺跡があります。
特筆すべきは角島です。ズームアップしてみます。



鉛筆が指している線が神花社の方位線です。
サクヤヒメは南方のサトウキビの産地から来ています。



次に、こんどは神花社の社殿に向かって右手の方位線を見ます。
指針となっているのは神社と寺院混在ですが、特に寺院が多いようです。



黄色丸印の所が荒神谷遺跡です。
赤線が神花社の方位線。黄緑色の線が大波野天神社の方位線です。
ズームアップしてみます。



ご覧のように荒神谷遺跡の所で方位線がクロスしています。






社殿の前面方位線は室津半島・相の浦の北側にある黒崎を通って、
愛媛県の縄文上黒岩遺跡の近くを通っています。






社殿に向かって左手方位線は祝島の集落(宮戸八幡宮)を通り、豊後大野市に至ります。
ズームアップしてみます(下の写真)。



豊後大野市には日本最古級の石偶が出土した旧石器時代の岩戸遺跡があります。
神花社の左方位線はそこを通っています。




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